教室の理念
子供たちがピアノを通して本物の生きる力をつける
ハーモニーを作り出す、歌うことで調和の力を身に付ける
手を見ないで弾くことで考える力を身に付け、自己実現を可能にして行く
教室の考え。
育音会でもっとも大切にしていること。
それは自立の力を身に付けること。
どんな小さな子でも楽譜を見て、手を見ないで弾けるようにします。
自分の手ですが自分の思うように動かすことは大変なことです。
眼で見た情報を頭に伝え、それを指先に伝えていく。
これは、楽譜の連続置き換え作業と言われているものですが、
眼→頭→指先→耳、と流れができてきます。
すると、頭の中は常に動くことになり、たくさんの刺激を受けることができます。
そして、きちんと課題を理解していきます。
楽譜だけの理解にとどまらず、自分の今行っていることを理解し、身体の状態を理解し、
心の状態も理解します。
昨今では間違えることが苦手な子供も増えました。
きちんとやることが求められています。
とくに、未就学前の時にその傾向が多いようです。
お父さん、お母さんの期待も大きい時だからでしょうか。
でも、育音会では間違えることも大切にしています。
間違えても手を見ない。止まらない。やり直さない。
これを習慣化させていきます。
もちろん、間違えたところは取り出して確認しますが、それを理解したうえで流れに乗って一曲を通す力をつけるのです。
最初は4小節の短い曲。
脳と潜在意識には「できた」の大きさの差がないそうです。
なので「小さなできた」を繰りかえして行く。これが
できる脳をつくるそうです。
そして、これがやがて何百もある小節の曲を通す力になって行きます。
小さい時にこのことを大切にちゃんとやると先が全く違った成長になります。
何を見ても「できる!」という回路ができて行くのです。
習ったその日からピアノが弾けるようになります。
自己実現が可能になります。
育音会は
一年に一回の発表会を大切にしています。
普段とは違った2段階、3段階上のレベルの曲に挑戦します。
最初は難しい、と感じます。
でも、大丈夫。
孤独に一人で努力するのではなく一つひとつ我々と一緒に理解をしながら
進んでいきます。
練習の仕方にもたくさんの工夫があります。
一通りの説明だけで「じゃ、練習してきてね」
では本物の力は付きがたいのです。
育音会では、
楽譜のこれはこの形。今週はここを理解しよう。
そして、理解できたかどうかをレッスンで何度も確認します。
時間をおいて確認。
すると、その時に理解できた感じがするのにいざお家へ帰ると
なんだかわからなかった、というようなことが起きません。
実は、人の脳はその場でわかったと思えても
レッスンが終わった途端、20%落ち、ドアを開けた途端30%落ち
家に帰った時には80%は忘れているのです。
すると次のレッスンまで何をしていいのかがわからなくなります。
これが、家での練習意欲を削ぐ最大の原因になります。
また、難しいことは少しだけ、できることはたくさん弾くようにも
指導をしていきます。
この、できることをたくさんすることでセンスも磨かれていきます。
算数の足し算にも似ていて、引き算や掛け算は足し算をどれだけ深く理解したかに
かかってきます。
このことはどのことにも言えることなのですが、基本をきちんと理解し、それを繰り返す
力をつけることは大変、おおきな土台を作ることにつながっていきます。
育音会では、
今!を大切にし、今やっていることが1年先のあの曲、3年先のこの曲、6年先の
その曲へとつながって行っているのです。
また、周りの誰かと比べるのではなく、
昨日の自分より上手くなっている自分。
去年の自分よりも上達している自分。
そのことに、真の感動を持てるように指導していきます。
今、この一レッスンを完全に大切にすることで将来が見えてくるのです。
また、旗のレッスンも大切にしています。
小さい頃からこの旗を行うことで様々な利点が生まれてきます。
1) 音をよく聞くようになる
2) 間違えても動じない精神を作ります。
3) 親子の関係がよくなります。
4) 自信が付いていきます。
そして、この絶対音感もピアノの演奏の力にはもちろんなりますが、
頭の発達にも大きく役立つと近年言われるようになりました。
育音会は子供の真の成長・自立・自己実現を応援しています。